• 2015/08/18
  • 院長のひとり言
予防が肝心だ!
お盆も終わり

夏休みも後半になると

毎年恒例の24時間テレビがある

今年は元首相の孫で
ロックミュージシャンの

GAIGOさんが100キロマラソンに

挑戦するらしい


彼も陸上とは
全く無縁の人で

運動不足で体脂肪が多く

相当厳しい挑戦になることが予想される


毎年思うのだが

陸上やスポーツが
苦手な人が100キロも走るのだから

足首、膝、腰などが痛くなるのは


簡単に予想できるのに



トレーナーが何人も付いていて

痛くなってから治療している


トレーナーが何十人いても

あれではダメである


毎年のことだが

30キロぐらいから足首や膝が痛くなり

トレーナーが
マッサージやストレッチをする


筋肉のかるい疲労なら良いが

あの症状は関節や筋肉の炎症である

あの症状に対して

患者が苦痛に顔をしかめるほどの

マッサージやストレッチをすると

一瞬、痛みが麻痺するが

結果的に傷口を広げてしまう


ランナーは命がけで走り切り

見ているものは感動をもらうが

足のダメージは

最悪の場合、障害として一生残るだろう



小生が思うのは


走る前から予想される個所に

テーピング固定をして

アンダーアーマーを着用しておく


痛くなったら

鍼治療やアイシング

そして固定


予防が第一

マッサージやストレッチは厳禁である


あのようなテレビを見て

勘違いする人が増えるのである


炎症部位にマッサージは厳禁だ


もしも小生が100キロマラソンの

トレーナーをすると

ランナーが楽に走り切ってしまい

見ている人に感動が無いかも知れないので


小生には100キロマラソンの

トレーナーのオファーは

一生ないだろうと思う



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