• 2018/10/20
  • 院長のひとり言
親切で寝違いやぎっくり腰をさわると逆効果になることが多いので気をつけてください


中年女性、三日前に寝違えで

朝起きると首が全く動かず

整形外科で鎮痛薬をもらったが痛みが止まらず


当院で鍼治療をして

少し痛みが緩和して

「助かりました、ホッとしました」と

笑顔で帰って行ったが


30分もしないうちに戻ってきて

帰りに果物屋に寄って寝違いのことを話したら

「どこ、マッサージしてあげる」と

いきなり強烈に首を揉まれて

「キャー」といって振り払ったけど遅かった


せっかく楽になっていたのに

また痛くなってしまったという


親切でしてくれたのだから訴えることはないが

れっきとした傷害罪である



寝違いの治療では普通1週間以内に完治するが

この患者さんは完治するのに1ヶ月の通院を要した


「せめて治療費だけでも請求したいぐらいだ」と

怒り心頭だが実際にはこんな事になっていることすら

相手に話していないようだ


目の前で痛がっている姿を見ると

何とか楽になってもらいたい!何かしてあげたい!

親切な人ほどこのような失敗をしているかもしれません


このような事例は家族観や親しい間柄で起こりやすいので

素人が寝違いやぎっくり腰などの患部を

さわることは絶対にやめてもらいたいと思います





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