• 2020/08/19
  • 院長のひとり言
10月からタバコ一箱500円!!


10月からタバコ一箱500円!!


10月にたばこ税が50円増税されて

なんと一箱500円の時代がやって来る


タバコと言えば先日亡くなられた

渡哲也さんと石原裕次郎さんの

「西部警察」で事件が解決した後に

彼らがタバコをふかしながら海岸線を歩く


そんなシーンに憧れて育ったので

我々の世代(50代)の男子は若い頃

体質的に受け付けない人以外

ほぼ100%喫煙していたと思います


今から思えばタバコのCMも多かったし

ドラマや映画での小道具としてもカッコよく描かれ

喫煙の健康リスクに対する国民の意識も

現在と比べると無いに等しいほど無知だった


私が最初に勤めた病院では

ドクターがタバコを吸いながら診察をしていたし

会議やカンファレンスの時には

部屋中が真っ白になるほどの煙の中で

議論を交わされていた


映画館でも喫煙が許されていて

誰かが吸った煙がスクリーンに写りこんでいましたが

誰も文句を言いませんでした


バブルが弾けるのと同じくらいの頃に

タバコの健康被害が叫ばれるようになり


ドクター達はこぞって禁煙しだして

我々も病院内での喫煙は禁止されるようになり


当時一箱100円前後だったタバコが

毎年少しずつ値上げされるようになりました


ちなみに私は一箱220円の時に止めましたが


その頃冗談で

「10円とか20円ではなくいっぺんに

一箱500円にしたらみんな止めるのに」と言っていたが


その後25年経って

本当に一箱500円の時代がやってくるようだ


しかしどうでしょう?


じわじわと25年かけて一箱500円になったので

我々の世代で未だに喫煙している人が

高いので止めようと思うだろうか?


それは無いだろう

それ以前に今年の4月に屋内施設内での喫煙禁止になった

それによってパチンコ屋さん居酒屋さんなどの

お店の前に喫煙コーナーが設置されて


喫煙者は店の外でしかタバコが吸えなくなっている


私は居酒屋で美味しい日本酒をいただくのが好きですが

機嫌よく美味しいお酒を飲んでいる途中で

わざわざ外へ行ってタバコを吸わなければならないなんて

考えると興ざめでそれだったら家で飲みますね


しかし


彼らはいちいち外へタバコを吸いに出ている


彼らも当然楽しく飲んでいるのに自分だけ

中座して外でタバコを吸いたくはないはずだ

だけどそうせざるを得ない


中毒だからだ


めんどくさいとか高価だからとか

そんな理由で止められるのならとっくに止めている


彼らは昔から止めたいのだ


いつの間にか美味しいタバコを吸っているのではなく

タバコに依存しタバコに支配されてしまった

タバコ中毒者なので止めることができないのだ


だからたばこ税をどんどん上げても

止める事ができる人は少ないので税収は上がるだろう


しかし一箱500円となると

新たに吸って見ようかという若い人は減るので

将来の喫煙人口は減少し医療費削減になるだろう。




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