• 2020/12/19
  • 院長のひとり言
ダイエットは摂取カロリーと消費カロリーのプラスマイナスではありませんよ!⑨


食欲を調節しているのはホルモンです


食事で血糖値が上昇すると

脂肪細胞からレプチンというホルモンが分泌され

レプチンが脳の満腹中枢を刺激して満腹感を得ます


面白いことにレプチンは脂肪細胞から分泌され

肥満体の人は痩せている人よりも

大量にレプチンが分泌されているにも関わらず

太っていることです


実はレプチンが常に大量に脳に流れ込んでいると

満腹中枢の感度が鈍くなってしまうのです

だからレプチンがたくさん分泌されても

満腹感が感じられずに食べてしまうのです


夜更かしして夜中の脳も疲れていて

感度が落ちていますので同じような事が起こります


人間は昼間活動するように作られている動物であり

朝目覚めてセロトニンやアドレナリンなどの

活動するためのホルモンが分泌されて


活動するためのエネルギーを要求します


昼の間しっかり活動して疲れると

日が沈んで眠るためのホルモンのメラトニンが

分泌されて睡眠を誘います


ところが夜になっても明かりが煌々とともり

テレビやスマホのブルーライトを浴びていると

夜中に再び朝のホルモンが分泌され

活動するためのブドウ糖を要求します


夜間はレプチンの分泌も鈍くなり

しかも脳の感度が落ちているので


夜中にお腹がすくと

お菓子や果物、スナック菓子など

絶対太るものの誘惑に惑わされます


夜間は脳も疲れていてブドウ糖を欲しがりますので

夜間の甘いものの誘惑は

覚せい剤に近いほどの強烈なものなので


本人の意志が強いとか弱いとか

そんなことは関係なく食べてしまいます


だからダイエットをする時に

一番やってはならない事は夜更かしです


あなたが真剣にダイエットを成功させたいなら

カロリー計算する前に早寝早起きを徹底してください

夜更かしは肥満の始まりです


つづく


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