• 2014/08/17
  • 院長のひとり言
歴史認識とは
硫黄島からの手紙という映画を見た

クイント・イーストウッド
スティーブン・スピルバーグ
監督・制作のハリウッド映画だ

同じ時代を生きていても

日本人とアメリカ人では

歴史認識が違うのは当然と言える

原爆を落としたトルーマン大統領は

アメリカでは戦争を早く終わらせた
英雄であるが

日本人から見れば25万人以上の
一般人を虐殺した殺人鬼である

一つの出来事でも立場が違えば
認識が違うのは当たり前である

戦争が終わって60年経過して

戦争を知らない我々の世代は
丸腰の一般人を大虐殺したアメリカに

親近感こそ感じる

実はアメリカの教科書には
パールハーバーが
大きく取り上げられている

今のアメリカ人は皆
日本が虐殺犯だと思っている

歴史を次の世代に伝える時に

正確に伝える事が大事であり
起こった物事の記録と
裏づけを取っとおく事が重要である

同じ出来事に対してでも
歴史認識が違うので

中国や韓国、ロシアなどの国の
人達が日本の歴史教育に
クレームを付けるのは当然と言える

逆に日本もクレームを
付けて行かなければ

戦争を知らない世代は
教科書を疑わないので

お互いの歴史認識は
近づいていく事はないだろうと思う

一覧に戻る