- 2021/12/08
- 院長のひとり言
- 外交的ボイコットって何？
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急に世界的に北京オリンピックの
外交的ボイコットが叫ばれだして
アメリカが外交的ボイコットを表明したので
日本の国会議員もしきりに
日本も外交的ボイコットを表明すべきだ！
などと騒いで今日から
日本も外交的ボイコットの検討に入った
外交的ボイコットとは選手団は派遣するが
政府の役人などの要人を派遣しないことを
外交的ボイコットというらしいが
北京オリンピック直前になって
アメリカと同調して中国の内政干渉をして
中国の気分を害して
何か日本の国益になるのだろうか？
岸田総理も日本の国益を勘案して
慎重に検討すると言っていたが
何が国益かよく考えていただきたい
中国のウイグル自治区や女子テニス選手の
人権問題と
平和の祭典オリンピックに
何の因果関係があるのだろうか？
アメリカもよその国の人権問題を
とやかく言えるほど人権問題がないとは
到底思えないのだが？
そういえば日本でも東京オリンピックの
直前に森喜朗オリンピック委員長が
女性蔑視発言で辞任したり
開会式の構成委員の人が
大昔の女性問題で交代したりして
大混乱した経緯がある
そういう意味ではどこの国にも
人権問題はあり自国のことを棚に上げて
よその国の内政問題に口出しするのは
いかがなものなんだろうか？
日本と中国は尖閣問題や台湾問題などの
様々な問題を抱えているが
同じ黄色人種であり韓国も含めて
経済先進国3国が協力して
東アジアの発展に貢献しなければならない
だからこういう時こそ中国に
恩を売るような振る舞いが
日本の外交的利益になると思うのです
アメリカの実りのない外交的ボイコットに
同調することのないよう
よくご検討いただくようお願いしたいと
思ったのでした。
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