• 2022/01/25
  • 難病・慢性病
治る気のない人は神様でも治す事はできない、、、


鍼灸治療をやっていると

患者本人に治す意志がないケースに

しばしば出会うことがある


こういう人は神様でもお釈迦様でも

治す事はできないだろう


こういう人は自分では予約してこない


奥さんや娘さん、親御さんなどが

本人の事を心配していろいろ調べて

口コミなどで当院へ電話してくる


ところが初診から本人の態度は

「どうせ自分なんか何やってもムダ」

もしくは

「嫁orお母さんがうるさいから来てやった」

どこかけんか腰のような感がある


どこへ行っても何をやっても

良くならないので諦めてしまった人なら

当院で2週間ほど治療すれば

どんな人でも少しは改善するので

本人が治す気になってくれるケースもあるが


諦めているのではなく

病気のままでいたいのか?

病気が治ると都合が悪いのか?

家族の世話になっていたいのだろうか?


中には家族の中に介護が必要な人がいて

自分も病気でいる方が都合が良いのか?


本人が気付かないで無意識に体が反応して

どこも悪く無いのにあちこち痛がっている

そんな人もいる


鍼灸治療を30年以上もやっていると

初診時に「この人は治せない人だ」と

一目で分かるようになる


だからといって一目で

「あなたは治らないので帰って下さい」とは

言えないので


「当院の鍼灸治療は2週間続けてもらえると

どんな症状でも少しは改善の兆しが見えますが

稀に2週間続けてもらっても

まったく改善の兆しがないケースがあります


その場合は鍼灸治療では症状の改善は

期待できないということなので

2週間で治療を中止させていただきます」


そんな感じでやんわり断るようにしている


私の経験では難病のように治らない病気でも

本人に治す気があり努力する熱意があれば

体調を整えて免疫力を上げて

症状を改善したり痛みを抑えたり

病の進行を最小限に抑えることができる


場合によっては奇跡が起きることもある


しかし本人に治す意志がない場合は

何をやってもどんなアドバイスの言葉をかけても

虚しいだけなので相手にするだけ

時間のムダなのである。



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