• 2022/08/27
  • 院長のひとり言
一貫性無さすぎのエネルギー政策


この国のエネルギー政策は一貫性がない

東日本大震災で福島原発が事故に遭い
原子力発電所はゼロにしていこうという
方針になっていたが

あれから11年たって
円安で火力発電は経費がかさむし
電力不足なので原発をどんどん再稼働して

しかも驚いたことに
原発を新設しようという動きになってきている

私の原発に対するイメージは非常に悪くて
「今さえ良ければ後のことはどうでもいい」的な
イメージで見ているのでとても残念だ

原発はクリーンで安全で安価だと言うが

基本的に原子力発電所で排出される
放射性廃棄物の処理をする方法も場所も
初めからないのだから

これって

トイレしたけど捨てる所がないのと同じじゃネ?

新型の原発は安全だから安心だと言うが
今までの原発も安全だと言われていたのに
地震で事故に遭ってしまった

想定外の天災だから仕方ないと言うが

日本は地震大国であり三陸沖では
100年おきに大地震が起きていて
千年に1度の周期で超巨大地震が起きていることは

歴史が教えてくれていて
地質学の学者さん達なら
想定外の天災ではなかったはずだ!

この11年間にビジョンをもった
再生エネルギー政策を推し進めていれば
日本は最新の水力発電所や風力発電所を
世界中に輸出して再生エネルギー大国に
なることも出来たと思うのだが

残念ながら日本にはそんなビジョンを
もった政治家はいなくて
場当たり的な政策しかやって来なかったし

これからも一貫性のない
政策を続けるのだろうと思うと
とてもやりきれない気分になるのでした。



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