• 2022/09/28
  • 院長のひとり言
優先座席は誰のため?


私は基本的に電車で優先座席には座らないが
他の座席が詰まっていてお年寄りもいないのに
優先座席だからといって座らずに
空けておくのもおかしいので座ることがある

だから

優先座席に座っている時に
前にお年寄りが立たれた時は
躊躇なく席を譲ることができる

しかし

優先座席以外の席に座っている時に
お年寄りが立たれた時に
私たちはいろいろ悩んだり
考えたりしなければならない

幾つぐらいだろうか?
席を譲ったら快く座ってくれるだろうか?
などと席を譲るには勇気がいるものだ

明らかにご高齢で電車で立っているのが
辛い人がナゼ優先座席ではない
普通の座席の前に立っているの?

若い人も部活や仕事でクタクタに
疲れて電車に乗って
「ラッキー座れた」と思った時に

前にお年寄りが立つと
自分だって疲れているのだから
座りたければ優先座席に座っている人に
譲ってもらってちょうだい

そう思うに違いないし
私も正直そう思うのだ

ここで私が言いたい事は

優先座席はお年寄りだけのためのものでは無く
若い人にとっても普通の座席に
遠慮なく座る事ができるように
みんなの為に優先座席はあるのだ

お年寄りが優先座席以外の座席の前に
立つことは周りの人に
気を遣わせてしまい
場合によってはお互い気まずい
思いをすることになると思うので

電車に乗る時のエチケットとして
高齢者は優先座席のある車両に
乗ってもらいたいと思うのである

こういう事をハッキリと物申し
社会の共通認識としていかなければ

高齢者が優先座席以外の所に
悪気もなく平気で立ち
前に立たれた若者はスマホを眺めて
知らないふりをしなければならない

気まずい状態は減っていかないのである。


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