• 2023/01/25
  • 院長のひとり言
少子化対策にお金は必要か?


岸田総理がいう異次元の少子化対策の
異次元とは対策に使うお金の額が
異次元という意味のようだが

お金で少子化が抑制できるだろうか?

世界を見渡しても先進国で
裕福になった国が少子化になっていて
発展途上の貧しい国ほど人口が増えている

このことを考えるとお金があるから
子供を作るのではない事が分かる

私が若い頃は景気がよかったので
日々の生活に不安はなかったが
バブルが崩壊して日本経済が急速に減退して
将来の生活や老後年金などが本当に
もらえるのか?という不安があった

岸田総理がいう異次元の少子化対策の
異次元とは対策に使うお金の額が
異次元という意味のようだが

お金で少子化が抑制できるだろうか?

世界を見渡しても先進国で
裕福になった国が少子化になっていて
発展途上の貧しい国ほど人口が増えている

このことを考えるとお金があるから
子供を作るのではない事が分かる

私が若い頃は景気がよかったので
日々の生活に不安はなかったが
バブルが崩壊して日本経済が急速に減退して
将来の生活や老後年金などが本当に
もらえるのか?という不安があった

自分の将来に不安があるのに
子供をつくっても
「その子の将来に責任が取れないよ」

そうい漠然とした不安感があった

あれから30年近く経過して
今の日本経済や世界情勢
これまでの日本政府の少子高齢化政策など
どれを見ても安心して子供を産み
育てる環境の人は一握りだ

実は少子化対策はこのような国民の不安を
解消することが重要なのだ

年金制度は物価スライド方式となっているので
去年初旬に2回減額されたがその後
急激な物価高になっているが
本当なら支給額を早急に増額しなければならないが
そうなっていないのを見ると

我々国民は将来に不安を感じてしまう

本当に少子化を止めるためには
少子高齢化対策をセットで行わなければ
成功することはないだろう

少子化対策をするのなら
若者の将来の不安を取り除くような
長期的なビジョンのある政策が必要であり

そのためには
年金制度の抜本的な改革を行って
老後の不安を解消する必要がある

異次元のお金のバラまきは赤字国債を増やし
その借金は将来若者に大きな負担となるだろう。



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