• 2023/06/06
  • 難病・慢性病
「変形性膝関節症」歩き過ぎや冷えると痛くて当然!

変形性膝関節症の患者さんが
座っていて動きだす時や階段の
上り下り時に膝の内側が痛むと言う

「痛くない時もあるんです」
「歩きすぎたり冷えるとてきめんで」

この方はどんな時に痛んでいるのか
自分でよく分かっているのだ

ところが「ナゼなんでしょうか?」と
本人は不思議がっている

この患者さんは79才の女性で
膝関節の軟骨や半月板がすり減っている

だから本人が言うように
歩き過ぎたり冷えたりすると

痛くなって当たり前

なのに本人はナゼだか分からないのは
「痛み」の事を知らないからである

ほとんどの日本人は痛みは「悪」であり
やっつけるべき相手と考えている

しかし実際に痛みが分からなければ
釘を踏んで血を流していても
髪の毛が燃えていても
目に虫が入っても痛くないので
気にかけないのですぐに死んでしまうだろう

痛みは「危険回避装置」であり
生命維持にとても大事な感覚なのである

膝の軟骨がすり減って骨同士が直接
当たるので「長歩きすると関節に良くないよ」と
教えてくれているのだ

そう思えば不思議でも何でもなく
痛みを出して教えてくれて
「痛みよありがとう」という気持ちになり

無理な長距離歩きや体を冷やすことを予防して
変形した関節を長持ちさせる行動を
とるようになるのである

このブログをご覧の方で
痛い時に鎮痛薬を服用して動き回って
自分は活発に活動して元気だなんて
思っている人がいれば今すぐ止めて下さい

鎮痛薬は痛みを感じなくさせる物で
言いかえると危険回避装置を停止させて
赤信号が青信号に見えている状態で
走り回っているようなものなので
非常に危険な行為なのです。


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