• 2023/06/07
  • 院長のひとり言
老後の生きがいを考える


私もあと1年半で還暦を迎えるので
世間では定年退職して第2の人生を
考える年になってきている

そこで老後にできる習い事を始めたいので
いろいろ模索してみた

若い頃からテニスをやっていたので
できることならテニスがいいが
テニスは膝、腰、肩、肘など
全身の関節に負担がかかり過ぎるので
治療家の立場からテニスは
高齢者にはお勧めできないスポーツだ

そこで社交ダンス、合気道、和太鼓など
楽しそうなものを物色中だ

ところがイザやってみようと思ったら
毎週決まった曜日の決まった時間に
続けて通う覚悟が決まらない

テニスを止めて20年近く
習い事をしていなかったので

土曜日や日曜日は関西の城下町などの
古い街並みを家内とぶらぶら歩いて
美味しい物を食べ歩くのが一番の
楽しみになっていた

だから土日に習い事を入れると
それが出来なくなってしまう

かと言って平日の昼の休み時間や
仕事終わりの夜間に習い事をするのも
体力的にきついので躊躇してしまうのである

第2の人生の生きがいとして
楽しみを見つけようと色々考えたが

私が一番楽しくてワクワクすることは
患者さんが私の治療で良くなって喜んでくれて
「ありがとう」とか「鍼灸って凄いね」と
言ってもらうことだ

私の一番の生きがいはそれしかない事に
改めて気が付いたのである

「何か違う事を始めなければ」と
あれこれ考えてみたが
やはり私は仕事をしている時が
一番楽しいのだ

そう考えると死ぬ前日まで元気に
仕事ができる事が人生の目標であり
第2の人生の生きがいなのかもしれない

だけど違う事も何か始めたい

などと考える今日この頃です(笑)




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