• 2023/07/19
  • 院長のひとり言
フグの勉強しようかな


日曜日に京都の宮津まで
キス釣りに行って来た

2人乗りのボートに船外機という
小さなエンジンがついている舟を
貸してもらって半日楽しんだ

本命はキス釣りだがこの釣り場は
タイやカサゴなどの根魚も釣れるので
今回はタイ用の竿を新調して行った

第一投目を投げて一緒に乗っていた
家内の竿のエサを変えていると
いきなり私の竿がグググと弓なりになり

慌てて自分のタイ竿を握り
リールが逆回りするほどの引きで
「タイ竿で良かった、キス竿なら折れてるな」
などと思いながら格闘する事5分

魚影が見えて来てかなり大きな
魚である「タイだ!」と
声を出してよろこんで

こんな時のために持ってきた
網ですくい挙げて良く見ると
なんとフグではなか!

キス釣りではよく草フグのような
小さなフグは釣れるが
こんな大きな40センチ級のフグを
釣りあげたのは初めてだ

「いやーしかし、フグー?」
食べたいけどフグはどうしたらいいの?

タイだと喜んだのにフグだったので
しばし呆然として

だけど釣ったフグを食べて
当たって死んでも誰にも
同情してもらえないのではないだろうか?

それどころかアホ呼ばわりされそうだ

死んでアホ呼ばわりされるぐらいなら
もったいがこのフグはリリースしよう

実際には1分ぐらいだったと思うが
自分の感覚的には1時間ぐらい
悩んだような悔しさがあった

あのサイズのフグならてっちり
テッサ、フグ刺し、唐揚げ雑炊と
お腹いっぱいになるぐらい
食べられたと思うと
本当に残念無念である

何だったら今度フグを釣った時のために
フグの調理師免許取ろうかな?と
思うぐらい悔しいリリースだった(笑)



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