• 2023/10/16
  • 院長のひとり言
性善説か性悪説か?


イスラエルでまたも戦争が起こった

宗教や人種の問題で
昔からずっともめているようだが

お互いのやっていることを見ると
とても人間のやることではない
悪魔の所業といえる

あの人たちは信心深く
神様を敬っている人たちなのに
ナゼあのような非道な
ことができるのだろうか?

もしかして神様ではなく
悪魔を崇拝しているのでは?

性善説と性悪説があり
日本では性善説が一般的だが
世界的には性悪説が主流のようである

私の個人的な意見では
人は感情や教育、環境のなど
さまざまな条件によって
神の心になったり悪魔の心になったり
どちらの心も持って生まれている
のではないかと考えている

経済的に安定していて
基本な欲求が満たされているときは
人に優しく手を差し伸べて
善意の欲求を満たし
必要とされている喜びをあじわい
善意の心で生活することができるが

食欲、性欲、睡眠欲などの
基本的な欲求が満たされない

経済的に困窮したり
人間関係で悩んだり
誰からも認められない

こんな条件がそろってしまうと
人はイライラしたり落ち込んだり
暴力的になり人にやつ当りしたり
物を壊したりする

まして自分の家族を殺されたら
相手に対する憎悪は燃えさかり
報復合戦になってしまうだろう

中東の問題は憎しみの連鎖であり
お互いが暴力を手段とする限り
何百年たっても終わらないだろう

結論として
性善説も性悪説もどちらもありで
善か?悪か?二者択一の理論が
間違っているのだろうと思う

誰もが基本的欲求を満たし
優しい心遣いができる社会であれば
性善説に基づいて玄関のカギを
開けっぱなしで出かけても
安心な世の中になる

私が子供のころはどこの家も
開けっぴろげだったことを思い出す
しかし現在では家に居る時も
必ず施錠しなければ危険だ

いつの間にか日本も性善説が
通用しくなってしまっているようだ(涙)




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