• 2024/02/14
  • 首・肩・膝の痛み
腰痛の時にどんな体操がいいのか?

     (日本経済新聞)

先日従妹姪に会い
ここ3週間ぐらい腰が痛くて
困っているんだけど
どんな体操をしたらいいの?と
訊いてきた

「基本的に腰が痛いときに痛みがある
方向への体操はしないほうがいい」と
言うと

「でも背筋鍛えないと治らないんと違うの」と
驚いたように言う

「筋肉を鍛えるなら腹筋の方が先やな」
と言うと

「でも、腰がいたいのだから背筋やろ?」

なるほど腰が痛いから腰にある
背筋を鍛えなければ治らないと考えたのか

そこでやっと彼女がナゼ背筋を
鍛えようとするのかが分かった

しかし腰痛の原因は腰部の筋力低下
ではないし痛んでいる筋肉をさらに
鍛えるためにいじめるような行為は
傷口に塩をすりこむのと同じ行為である

確かに姿勢が悪かったり
長時間悪い姿勢で仕事をしたりして
背筋に疲労がたまって腰痛を起こすことが
多いが実際には「筋肉」が痛んでいる人は少ない

腰痛の患者さんを診察すると
ほとんどが第5腰椎と仙骨の間の
「関節(腰仙関節)」で炎症を
起こしいるケースである

この場合の原因はいろいろあるが
基本的に腹筋の筋力が低下して
腹筋と背筋のバランスが崩れ
腰部が前方へ引っ張られて
その歪が腰仙関節のあたりに現れるのだ

最近はSNSなどで腰痛の対処法を
説明する動画がたくさんあり
腰痛体操などの動画を見て
自分もやってみようなどと思うと
ひどい目に会うので気を付けてもらいたい

特に腰を反るような体操や
腰を捻じる動きをする動画が
多く見られるが

あれは絶対にしてはいけない

腰部を反ったり捻じったりすると
腰仙関節を圧迫してしまい
炎症がひどくなるのだ

もしかしたら彼女も良くない動画を
見たのかもしれないが
痛みがある時には素人が動画を見て
体操するのは危険である

腰痛であってもどこの痛みであっても
痛い筋肉に負担をかけるような
体操をしてはいけないのである
やるとしたら腹筋や体幹を鍛えて
大腿部の後ろの大きな筋肉をのばす
ストレッチをして柔軟性を持たせる

結論は痛い時にはしっかり安静にして
早く痛みを治して
痛くなくなってから体操やストレッチを
開始するのがベストだということである。







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