• 2024/03/24
  • 難病・慢性病
自律神経失調症による倦怠感を改善するツボ


自律神経失調症という病気は
症状があまりにも多岐にわたり

ネット上のいろいろな記事や動画で
ツボを紹介しているが
どういった考え方でそれらなの
ツボを紹介しているのか
まったく判らない

自律神経失調症には多くの症状があるので
今回は「倦怠感」を改善するツボを
紹介したいと思います

倦怠感とは「だるい」「しんどい」
「からだが重い」「疲れやすい」など
エネルギー不足やエネルギーの循環が
うまくいっていない
もしくはストレスで気力が湧かない

そんな状態を中医学では気血の「虚」

ストレスで心や胃腸に負担がかかり
気血の取り込みが悪くなり巡りが
滞っていると捉えてツボを選びます

膻中(だんちゅう)
中脘(ちゅうかん)
膏肓(こうこう)
内関(ないかん)
足三里(あしさんり)

などを丁寧に刺激します
セルフケアとしては自分でお灸をすえるか
指圧をしてもらうのがいいのですが

虚の治療の場合
痛みを感じるような乱暴な指圧は
絶対にしないでいただきたい

もともと気血が少なく巡りが悪いのに
乱暴な施術をするとさらに気血が失われて
逆効果になってしまいますので
できるだけ丁寧に扱ってください

心と胃腸が元気になり気血の巡りが
順調になり気力が回復すれば
倦怠感や不安感なども改善するでしょう。


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