• 2025/04/16
  • 院長のひとり言
「慢性痛」今の常識は未来の非常識!

あなたはビッグバン理論を信じますか?

宇宙の始まりは無(何もない)から
突然大爆発が起こって宇宙ができた
という理論で
現在は世界中の人がビッグバン理論を
常識として信じている

何が真実なのかまったく分からない
事に対して我々は科学者や専門家の
説明を聞いて「なるほどそうなんだ」と
信じて疑わない
(私は疑うけど(笑))

慢性痛には医師や理学療法士などの
専門家から運動療法やストレッチなどの
指導を受けて何年も真面目に
実行した人たちが誰も治らない

特に完璧主義で一生懸命にリハビリに
努力を続けた人ほど重症化して
手術しか治療法がない状態まで悪化する

ナゼなんだろうか?と
疑ってみた人は少ないのではないだろうか?

人類の長い歴史の中で今なら
誰もが「そんなアホな」というような事が
常識となっていて誰も疑わなかった
事例は無数にある

例えば「地球は平面で水平線の向こうは
滝になっている」とか
「太陽が地球の周りを回っている」とか

最近では「赤ちゃんをうつ伏せねさせると
成長が良い」とか「スポーツ時に水を
飲んではいけない」など

とんでもないことが常識として誰も疑わず
信じていた時期があったのだ

慢性痛は多少の痛みがあっても動かさないと
動かなくなって寝たきりになってしまうので
運動療法で筋肉強化と関節の可動域を
改善すると痛みが無くなるという
説明を疑ってみた人はいるのだろうか?

私は痛みは危険回避装置なので
痛みのある時に患部を刺激することは
良くなるどころか悪化させるだけだと
一貫して主張している

痛みは炎症であり「運動」「指圧」
「ストレッチ」などは炎症を刺激して
徐々に炎症が激しくなっていき
やがて激痛になってしまうのである

何年か分からないが近い将来に
痛みを我慢して運動療法など
「とんでもない非常識」と誰もがいう
時代が来ると信じている。



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