• 2025/04/22
  • 院長のひとり言
減税か?給付金か?二者択一なんですか?

石破総理が国民に一律給付金を
給付する考えを示したら
野党がこぞって選挙対策の
バラマキだと批判したので
給付金は取りやめたようだが

世間では物価高対策に対する
減税か?給付金か?という
二者択一論が出来上がっているが

今の物価高の混乱をどちらか一つだけの
対策で国民生活を安定させることが
できるものだろうか?

現在の物価高はウクライナや
イスラエルの戦争や紛争による
世界的な資源高に円安もあり
物価が上がっていたところへ

政府の方針でデフレ脱却のために
価格転嫁してベースアップするように
企業に圧力をかけて意識的にインフレを
起こして本当に悪いスタグフレーションに
陥ってしまっているので

国民にとって所得は減っているのに
物価が急激に上がっていくという
最も最悪の状態なのである

だから財源がどうこう言ってないで
早急に手当てしなければならない

この状態を治療に例えると
取りあえず応急手当をして
出血や発熱を抑えて重症化を止めて

同時に根本的な原因から改善を
促すための治療を継続的に
行う必要がある

そういう意味では
即効性のある給付金を一律に
国民に給付して

同時に減税によってお金の
循環を促すようにするのが
当たり前の政策のように思える

なのに今の国会の答弁は
すでに選挙をにらんだ与野党の
駆け引きが始まっていて
もはや国民生活の安定よりも選挙に
勝つための手段となっているように
思うのは私だけだろうか?

もっと国民生活を第一に考えて
必要な政策を繰り出してもらいたい。





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