• 2025/04/26
  • 首・肩・膝の痛み
夜間の激痛にはご用心③

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症
腰椎分離すべり症で手術適用の人の
は速やかに手術しなければ
神経が壊死してしまい筋肉がマヒして
歩行困難や排便や排尿困難を起こし
最悪は車いす生活を余儀なくされる

だから手術のタイミングが遅れると
歩行困難などの重篤な後遺症が
残ってしまう恐れがある

だから当院では独自の基準を
設けて手術を勧めるか鍼灸治療で症状の
改善を目指すかを決めている

もちろん病院でのCTやMRIの
画像を見せてもらい
脊柱管の狭窄状況やヘルニアの
神経への圧迫状態を診て考えるが

最も重要視するのは症状である

1、症状が片方か?両方か?
2、痛みだけか?シビレもあるのか?
3、痛みとシビレ以外の症状がある

この3つのパターンで

片側だけの症状で痛みとシビレだけで
他の症状が無ければ鍼灸治療で
治療可能と判断する

症状が両側にでている場合は脊柱管の
中での圧迫がかなり進んでいることを示し
痛みとシビレ以外に感覚鈍麻や
筋力低下、歩行困難、排せつ異常など
神経壊死の症状がある時は一日でも
早く手術する必要のある人である

このブログをご覧の読者の中にも
手術を勧められたが悩んでいるという
方がおられるかもしれないが

片側の痛みとシビレだけなら
鍼灸治療で十分に改善することが出来る

しかも治ってしまうと以前のように
山登りでもゴルフでも何でも
できるように改善するので安心してください

なぜなら手術しなければならないほどの
ひどい変形ではなく
原因疾患はあるが現在の症状の
原因は他にあるからである

ところが今回のブログのテーマの
「夜間の激痛」のある人は
また違った問題があり一筋縄では
治らないので気をつけてもらいたいのである


つづく



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