• 2025/05/20
  • 院長のひとり言
米の値段が上がり続けるのは誰のせい?

米の価格高騰が止まらない

思い起こせば去年の9月に大阪府の
吉村知事がスーパーに買い物に行っても
お米が並んでいない

お米の価格高騰と品不足で国民が
今日の食事に困っているので
政府の備蓄米を出して下さいと

陳情に行った時に
当時の坂本農林水産大臣が
「備蓄米を放出するとコメの価格が
不安定になってしまう」という
訳の分からない理由で却下してしまった

その後米価格の高騰は止まらずに
ついに2倍の値段を突破して不安定
極まりない状態になっってしまった

政府もマスコミもコメの突然の高騰の
原因を減反政策に求めているが
減反政策は去年始まったものではなく
突然値段が2倍以上になる理由とは
私には到底考えられない

政府は米価を下げる目的で備蓄米を
放出すると言っているが
私にはまったくそうは見えない

米価を下げる目的なら入札で高値で
落札させる必要がないからだ

しかも備蓄米は1年後に同じ量の米を
政府に買い戻させる仕組みを取っているので
来年の事を思えば手を出しずらい

今のやり方では安く買った備蓄米を
入札業者に高値で買わせて政府だけが
大儲けしているように見えるのは私だけ
だろうか?

私は備蓄米は国民が食糧危機に陥った時に
無条件で配給するために政府が
蓄えている米だと理解している

だから備蓄米を放出すると言うなら
コロナ禍に安倍元総理がマスクを
国民一人一人に配ったように

無条件で各家庭に配給するのが筋である
そして国民が米を買わなくなれば投機的に
米を買い占めている悪徳業者も安値で
手持ちの米を手放さざるをえなくなる

それが当たり前で一番いい政策だと
思うのは私だけだろうか?

昨日の江藤農林水産大臣の呆れた発言は
本当に国民感情を逆なでしただけでなく

こんな者が農林水産大臣をやっているから
米の値段も下がらないし我々の生活が
楽にならないのだと確信したのである。




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