• 2025/05/21
  • 院長のひとり言
今の年金制度をいつまで放置するのか?

現在5年に一度の年金制度の
見直しが行われていて
どうすれば現在の年金制度を
持続していけるのかを国会議員の
皆さんで考えてくれているが

そもそも現在の年金制度は
制度として持続可能なのだろうか?

私の勝手な思い込みで
年金制度とは我々が支払った年金の
掛け金を国家が責任をもって運用して
増やしてくれて老後に返してくれる
ものだと当然のように思っていたが

残念ながら現在の日本の年金制度は
高齢者の掛金はナゼかどこかへ
消えてしまっていて

現役世代の人達が支払っている
保険料が高齢者に支給されていて
何と2人で1人の高齢者を支えて
いる計算になるそうである

現在年金を受け取っている高齢者の
人達が納めてきたお金はいったい
どこへ消えたのだろうか?

2人で1人を支えるなんて笑ってしまうが

とにかく

現在の年金制度はすでに破綻していて
これから高齢者は増え現役世代は減るので
今のこんなやり方では持続可能で
あるはずがない
そんなことはアホでも分かる

野党が主張するように国債で
補填するしか維持する方法は無い
のが現実なのである

財政出動しか持続させる方法はない

なのに現在の状態を放置して
今度は低所得者の人達や中小零細
企業の人達にまで負担を強いる
法案を国会で審議している

この年金改革法案が通れば絶対に景気が
落ち込んで倒産企業が増えて多くの
国民が苦しむことになるだろう

これ以上低所得者や零細企業を
苦しめる意味があるのだろうか?

こんなふざけた年金制度を始めた
人達が一番悪いのだが

全ての国民が無条件で最低限の文化的な
生活が送れるための生活保護法がある国で
40年以上もの長い間真面目に働いて

年金保険料を払い続けた人達が
生活保護以下の生活を強いられることを
放置する国会議員の人達が何を考えて
いるのかを聞いてみたいものである。


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