• 2026/02/21
  • 難病・慢性病
手術で治る腰痛は一握り

「こんなに治らないのなら手術するしか
手立てがないのでしょうか?」

そんな電話が知人からかかってきた

「どんな腰痛なんですか?」

「半年前に仕事中に荷物を持って
急に腰が痛くなり、その後左の足に
シビレと痛みがありました」

「検査はしましたか?」

「腰椎に軽いヘルニアがあるそうで
リハビリで治らなければ手術したほうが
良いと言われています」

「痛みとシビレだけですか?
麻痺や感覚異常はないですか?」

「ハイ、最近は痛みだけです」

「なるほど」

この会話でこの方は手術しても治らない
腰痛であることが分かる

よく椎間板ヘルニアの手術を受けたのに
症状が改善されずに手術後の経過も悪く

執刀医に「良くならないんですが」
と言ってもレントゲンを見せて
「ホラ!手術は完璧に成功しているでしょー
もうちょっと頑張ってリハビリしてくださいね」と
取り付く島もない

そんな話をよく聞くが

腰椎ヘルニアで手術して治ったと
喜んでいる人の方が実はレアケースなのだ

ヘルニアと脊柱管狭窄症を合わせても
腰痛全体の3%ほどしかいないので
確率的に100人に3人ぐらいしか手術で
改善が見込まれる人はいないことになる

それ以外のほとんどの腰痛は原因不明か
筋肉の炎症なので手術のしようがない

相談された方はシビレや麻痺がなく
腰痛だけの症状でヘルニアが坐骨神経を
圧迫している兆候もないので
筋筋膜性腰痛であり

たまたまレントゲンで軽いヘルニアが
写っているだけでヘルニアが痛みの
原因ではないので手術しても治らない

手術しても治らない人はほとんど
このケースなのである

だから「最後は手術してもらえば
治してもらえる」などという
甘い考えは捨てなければならない

どんなに痛くても辛くてもその腰痛と
一生付き合っていかなければならないの
だから間違ったリハビリもウオーキングも
ロキソニンテープも止めて

腰に負担のない生活様式に変更して
コルセットを上手く使って腰が痛くない
工夫をして常に腰の手入れを怠らないように
することが今の辛い状況を改善できる
唯一の方法である。



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