• 2022/04/26
  • 院長のひとり言
感情に左右されるぐらいなら審判はAIのほうがいいのでは?

先日ロッテの佐々木朗希投手に
審判が激昂してピッチャーマウンドまで
詰め寄る騒ぎが話題になっている

審判が激昂してピッチャーに詰め寄るような
場面を見たのは初めてでビックリしたが

野球は審判の判定が尊重されるが
審判も人間なので間違う時もあるだろう

特に160キロぐらいの剛速球が
ストライクゾーンぎりぎりに飛んできたものを
瞬時にストライクかボールかを
判定することはとても難しく
審判も佐々木投手のような
スピードボールを判定していると
ナーバスになるのは当然だ

大リーグでも大谷選手が
毎試合のように審判のジャッジが
間違っていて三振しているが

もしも審判が故意にボールをストライクと言って
大谷選手を三振させていたら

もしそんな事があれば
プロ野球そのものが面白くない

最近のカラオケバトルの番組では
本当にメチャクチャ歌唱力のある
プロの歌手の人が歌って
AIが点数をつけて競う

出てくる人がすべて上手な歌手なので
人が評価するとどうしてもその時のノリや
好みで点数がアバウトになりがちだが
AIが評価するので音程や旋律や迫力や
テクニックなどを客観的に計算し点数をつける

だからテレビの前で見ている我々も納得できる

プロ野球の審判という職業は客観的に
正しい判定を続けて当然であり
1回でも間違えばテレビの前の
世界中の野球ファンから罵声を浴びる
本当に大変な仕事であり

審判は自分のジャッジに絶対の自信を
もって判定しているので
その判定にピッチャーやバッターが
文句を言うと審判としては
腹が立つのは理解できるが


そもそもプロ野球はアマチュア野球と違い
グランド上の人達のプライドや
楽しみのためにやっているのではなく
グランドの外の世界中の人達が
見て楽しむためにやっているので

審判のプライドなど邪魔なだけなのだ

卓球やテニスなどの高速でボールが
飛び交うスポーツでは
チャレンジといって
ビデオ判定を行うのが当たり前になってきている

野球もホームランか?ファールか?とか
アウトか?セーフか?などの
重要なジャッジの時には
監督さんがリクエストできるが

佐々木投手のように160キロの剛速球を
きわどいコースに投げ込んでくれば
人間の目では正しい判定が難しくなるので

いちいちビデオ判定していては
ゲームが中断してばかりで
見ている方が面白くなくなるだろう

だから

ストライクの判定はAIが行って
審判員は手で判定結果を伝えるようにすれば
世界中のみんなが納得できるプロ野球を
見せることができるのではないだろうか。

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