• 2022/05/23
  • 精神症状について
頸性神経筋症候群?ホンマなんかな?

渡辺裕之さんや上島竜兵さんと
誰もが知っている芸能人が
相次いで自殺されたことで

自律神経失調症やウツ病などの
精神疾患とされている病気は
実はその8割が首の治療で改善すると
主張する学者がいる

東京脳神経センター理事長の松井孝嘉さんだ

日刊ゲンダイデジタルの記事では
松井さんは2007年にテレビ番組で
上島竜兵さんを診察したそうで
その時から首の状態は悪かったそうだ

「あの時積極的に首の治療を勧めていれば」
という後悔をしているそうだ

松井さんは首のコリから自律神経が障害され
めまい、疲れ目、下痢便秘、倦怠感
不眠症といった不定愁訴が表われ
ウツや不安などの精神症状につながると言う

さらに

自律神経失調症は薬では治らない
精神科や心療内科でいろいろな薬を
処方されるがそれでは十分な効果は得られない

だから患者は

消化器内科、耳鼻咽喉科、婦人科
循環器科、整形外科などと
医療機関をハシゴしているうちに
首の異常から生じる頸性うつに
苦しむ事になる

頸性うつは精神性うつとは決定的に異なり
頸性うつのほうが厄介だと言う

松井さん曰く
頸性うつは精神性うつの5倍も
自殺のリスクが高いのだそうだ

そして治療としては投薬は行わず
低周波治療と理学療法だけで
抑うつ状態が78.1%改善しているそうだ

実は私は以前から松井さんのことも
頸性神経筋症候群という病名も知っていたが
外国の医学雑誌に掲載されたというだけで
首コリから自律神経が乱れるという説明に
エビデンスが不十分な印象を受けていた

今回の記事も「日刊ゲンダイデジタル」という
少し信用度の低いものなので
私としては「鵜呑みにはできない」と
言わざるをえないのだが

当院の臨床においても
鍼灸治療で首や肩のコリや痛みをとることで
気分が楽になる、不安感が軽くなる
理由のない悲しみが解消して
目の前が明るくなるなど
身体症状だけでなく精神症状まで改善する

このことは当院において日常的な
ごく当たり前のことであり
頸部に限らず筋肉をほぐすことで
精神状態が改善することは紛れもない事実である

だからこの記事を100%鵜呑みにできないが
自律神経失調症や不眠や抑うつ状態に
筋肉のコリをほぐすことは
間違いなく症状を改善させてくれる

だからこの記事は
体の調子を整えると精神状態も改善するという
中国5千年の伝統医学が昔から言っている事を
改めて問題定義してくれているので
私としては歓迎したい記事である

倦怠感や疲れやすく不眠気味だ
食欲がなく下痢や便秘をしてしまう
悲しくて不安で何もしたくない
などの不定愁訴や精神症状には
私も薬物療法よりも鍼灸治療が
最も効果的だと思う

自律神経失調症や更年期障害
抑うつ状態で悩んでいる人は
ぜひ鍼灸治療で悩みを解決してもらいたい

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