• 2015/03/13
  • 院長のひとり言
親が子供にしてあげる事が出来ること
誰もが賢い子に育ってほしいと願うだろう

その為に情操教育や

習い事やスポーツ教室、学習塾

スポーツ万能で勉強も出来る

理想の子どもに育ってもらおうと

一生懸命に愛情とお金をかける

ところがそんなに上手くいかないものである

親が子供にしてあげれること

小生は三つしかないと思っている

一つ目は褒めて育てる
二つ目は良い環境を与える
三つ目は家庭内を円満に保つ

一つ目の褒めて育てるは
今では常識である

「お前はあほだ」と言われて大きくなる人は

人が出来る事を自分が出来なくても

自分はあほなんだから出来なく当たり前

努力しない人になる

逆に「お前は賢い」と育てられた人は

皆ができない事でも

「自分は賢いのだから出来るかもしれない」

前向きに何でもチャレンジする人になる


二つ目の良い環境とは

子供と言うのは自分の所属する
グループの価値観を最優先するものである

例えば

オリンピックを目指している
体操教室に入れると

体操競技が上手な人が注目される

不良グループなら

かつあげや万引きなどの
悪いことをしている人がもてはやされる


だからみんなが勉強を一生懸命する
グループに入れる事が

良い環境となる


三つ目が最も重要

家庭内を円満に保つこと

夫婦、舅、姑、の関係が全て円満

これが最高であるが

そんな家庭は滅多にないので

できるだけ

子供の前で家族の大人が喧嘩しない

機嫌が悪くても子供に悟られない

子供に当たりちらさない


子どもにとって家庭は
絶対に安全な城塞でなければならない

友達と喧嘩しても家に帰れば
安心して心の傷が癒える場所

それがなければ

子供が情緒不安定になり

傷つくのが怖くなり

外で冒険が出来ない

最悪のケースは引きこもってしまう


いくら子供に愛情やお金を注いでも 

大人同士の人間関係が
円満でなければ子供は敏感に察知する

元気で賢い子に育ってもらいたければ

夫婦円満を心がけなければならない


一つ目と二つ目は誰にでもできるが

三つ目が一番大事で
一番難しいのである


一覧に戻る