• 2020/06/23
  • 院長のひとり言
肩こりが痛い時にマッサージしないでください


「肩こり」という言葉は日本にしかないそうです

一説には夏目漱石が作った言葉といわれています


外国には肩が痛い、首が痛い、背中が痛い

というように詳しく場所が説明されていて

しかも「痛み」としてとらえているので


日本人の「肩こり」とは言葉の意味が違う


肩こりとは僧帽筋などの

首から肩、背中の筋肉が血行不良を起こし

硬くなって重だるい感覚を言います


だから「痛み」とは区別しなければならない


もしも「肩こりが痛い」という人がいたら

それは肩こりではなく「肩の痛み」ということになります


「肩こりが痛くてマッサージに行っているが

その時だけ気持ちいいが後からよけいに痛くなる」

という人がいますが


これは肩の痛みを肩こりと間違えて

患部を揉んだり押さえたりして

患部の炎症がひどくなり、悪化させてしまったからです


その間違いに気付かずにあっちこっちの

治療院に行ってどんどん強い施術をされて

夜も眠れ無いほどの痛みになり

患部に触れる事もできないので


当院に鍼治療にやって来て

やっと間違いに気がつく人が非常に多いのです


その多くは使い過ぎや慢性疲労の肩こり

素人療法で乱暴な肩たたきやマッサージでこじらせて

筋肉や筋膜に炎症がおこり痛みになっているのに


その事に気付かずに肩こりだと勘違いして

治療院へ行ってさらに強いマッサージを続けたことで

とことんまで悪化してしまったケースです


だから肩こりがもしも痛かったら

それは肩こりではありませんので

自分で揉んだりすることも良くありません

もちろんマッサージなどしないで安静にしてください



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