• 2021/08/05
  • 鍼灸・東洋医学
鍼灸治療に正解はない!?


先日患者さんとの会話から

鍼灸治療の治効理論を考えてみたら


鍼灸治療がナゼ効くのか?は

未だに解明されていない


だから治療家はそれぞれ自分が信じる

治療法を実践している


大まかに分類すつと3つあると思う


一つは大学病院などの先端医療で

実践されているような神経や筋肉を

刺激して効果を得ようとする

「西洋医学的鍼灸治療」


もう一つは当院のように

東洋医学に基づいて治療して

効果を得ようとする

「東洋医学的鍼灸治療」


あとの一つは

患者さんの指示に従って

言われた所に施術するだけの

「いらっしゃいませ鍼灸治療」


利用する患者さんのニーズによっては

何も言わずに自分の言う通りに

鍼を打って気持ちよくしてくれる

いらっしゃいませ鍼灸治療が喜ばれるので

別に否定はしないが


本当に辛くて苦しんで最後の駆け込み寺の

つもりで飛び込むと残念なことになるだろう


鍼灸治療はナゼ治るのか?が

解明されていないが

中国5000年の臨床でその効果が絶大であることは

WHOも認めているところである


私も初めは半信半疑だったので

初めて鍼治療で効果を見た時には驚いた


その後


一人に効果があっても

同じような症状の人に同じ鍼灸治療を

施しても全然効かなかった


同じ症状の人に同じ鍼灸治療をして

ナゼ同じ効果が出せないのだろうか?


その疑問から関西にある学術団体の

勉強会やセミナーに行き尽くし

ついには上海中医薬大学日本校で中医学を

一から学び国際中医師の資格まで取ってしまった


お蔭で今では中医学に基づいた診察で

局所治療と根本治療を同時に行うことで

再現性のある鍼灸治療が行えるようになり

奇跡のような治療効果を何度も見て来たので

難病でも慢性病でも諦めずに

治療することができるようになった


しかし


世の中には私とは全く違う考え方で

私の目には全く意味が分からない理解不能な

鍼灸治療を行って凄い成果を上げている

鍼灸師の先生がたくさんおられるので

鍼灸治療に正解はないのだと思う


ただし一流の治療家は

鍼灸治療の奇跡のような治療効果を

何度も目の当たりにしているので

「絶対に治す」「治って当たり前」ぐらいの

感覚で治療している


だから患者さんも諦めていた難病や慢性病だが

「頑張って通院すれば治るかもしれない」と思う


「治したい」「治してもらいたい」という

治療家と患者さんの気持が一つになった時に

奇跡がおきるのだと思うのだ


諦めている人をもう一度その気にさせる

真剣に病気と闘う決心をつけさせる


それぐらいの気迫が治療家にあれば

もしかしたらどんな無茶な施術をしていても

良い効果が見られるのかもしれません(笑)



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