• 2022/10/27
  • 院長のひとり言
少子化対策はお金をバラまくことですか?

今の政策を見ていると現金やクーポンを
バラまいて「しっかり少子化対策やってますよ」と
政治家が何かやっているふりをしているように
見えるのは私だけだろうか?

あなた10万円もらえたら子供産みますか?
人口が減り続ける原因はお金ですか?

もちろん児童手当や教育費の無償化など
教育費の支援は若い夫婦の負担を
和らげていると思うが

実は結婚している女性1人あたりの
産んでいる子供の数は昔より増えているそうだ

なので結婚している夫婦を支援することは
良いことだがそこにお金をバラまいても
少子化対策にはならないだろう

私が思うには今の若者は「不安」を
感じているから恋愛にも結婚にも
消極的になっていて

結婚して親になるよりもいつまでも
子供の立場でいる方が気が楽であり

自分の未来も「不安」なのに親になって
子供の未来に責任を持つなんて
無理だと思っている人が多いのでは
ないだろうか?

若者の草食化が指摘されている時に
新型コロナ禍でソーシャルディスタンスが叫ばれ
異性とのふれあいが禁止されてしまい
ますます恋愛や結婚に臆病になっている

問題は結婚率が低下している事なのだ!

だけどアンケートでは臆病なだけで結婚して
子供をもうけたいと思っている若者も多いそうだ

結婚したいけど恋愛経験も少なく
経済的にも家庭を守っていく自信が無いし
なんと言っても異性との出会いがない

私の若い頃は結婚業界が自ら若い人を
集めてスキーツアーやテニス合宿を
企画していたり

会社のレクレーションも充実していて
部活動や社員旅行などで社内恋愛も多かったが

今はそんな事は皆無で
マッチングアプリで出会うのが普通に
なってしまっている

本当に若者にとって現在の社会は
たいくつでつまらない世の中に
なってしまったようである

政治家がアホだとか社会が悪いとか
言ってボヤいていては何も改善しない
こんな世の中にしてしまった我々国民に
責任がある事を自覚して

国民全員が若者が自由に恋愛して
安心して子育てができる世の中になる事を
願って選挙投票をする時に

バラまいて有権者の機嫌取りばかりの人ではなく
真剣に世の中を良くしようとしている人に
投票する必要があると思うのである。



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