• 2023/11/16
  • 院長のひとり言
3時間の睡眠では努力しても上達しない


25歳のタカラジェンヌが
自殺した問題が世間をにぎ合わせている

私は昔から宝塚が大好きで
よく観劇に行っていたが
柚希礼音や凰稀かなめが
引退してしまってからは
しばらく行ってなかったが

大好きな宝塚でこんな
悲しい話を聞くのはとても辛い

上級生のパワハラと長時間労働で
追い詰められてのことと報道され
残業で毎日3時間ぐらいしか
睡眠時間がとれなかったようだ

睡眠を削ることは昔から拷問に
使われている

激しいレッスンとプレッシャーと
叱責や嫌がらせをうけながら
睡眠を削られる拷問を受けたことになる

もしもこれが本当だったら
どんなに強い人でも
生きてはいられないだろう

特に睡眠不足は脳に大きなダメージを与え
人の冷静な判断を狂わせ
うつ病などの精神疾患を誘発し

ひどくなると幻覚や幻聴などをおこし
突発的に自殺してしまうことも
十分に考えられる

睡眠は体を休息させているだけではないのだ

1965年アメリカの高校生が
ギネス不眠記録に挑戦した
そして11日間も眠らずにいたそうだ

これが世界記録なのでそれ以上
眠らずにいることは不可能といえる

この挑戦の後半彼はろれつが回らなくなり
言い間違えが増え、イライラし
幻聴や幻覚がでていたという

脳は睡眠をとらなければ絶対に
できない大事な作業をしているのである

それができなければ人は
生きては行けないのである

今週のお灸教室のネタを書いてしまう
わけにはいかないのでこのぐらいに
しておくが

睡眠時間が3時間では歌も踊りも
絶対に上達することはないので
お亡くなりになった方のためにも
宝塚のパフォーマンスの向上のためにも
抜本的な改革が求められる。


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