• 2024/02/28
  • 鍼灸・東洋医学
鍼はナゼ効くのか?メカニズムと治効理論⑧

例えばロボットやフィギュアの
三里のツボと思われるところに
鍼を刺してみて
何か効果が期待できるだろうか?

いや、逆に何か反応があったら
びっくりしてしまうだろう

では、犬や猫、馬や牛などの
動物の三里のツボに鍼を刺すと
何か変化はあるだろうか?

獣医さんの中には鍼灸治療で
治療する先生も多く、ペットに
鍼灸治療が有効である事は有名である

以前、我が家の愛犬ミニチュアダックスの
レオ君が椎間板ヘルニアで
まったく動けなくなり
オシッコもウンコもできなくて
尻尾もビクともしなくなって
ブルブル震えている時に

私の鍼灸治療をしたところ
1回目で尻尾が動くようになり
3日で立ち上がって餌を食べ
4日で歩きだして
2週間で完治して治療終了した

まさに獣のような回復力だった

以前、鍼灸治療は患者の期待度が
大きければ大きいほど効果も大きいと
このブログで書いたことがあるが

犬はそんな期待はしていないはずだ

また、小児はりといって
赤ちゃんの夜泣きや疳の虫のときに
経絡にそって靴ベラのようなもので
さする治療法があり
これもまた良く効くので

赤ちゃんが効果を期待しているはずもなく
治療の効果を患者が期待していなくても効く

鍼灸治療はプラセボ効果という人もいるが
私は「命ある者」なら誰にでも
効果が期待できる治療法だと確信している

結局何が言いたいかというと
ロボットやフィギュアにはなくて
動物にあるものは「生命の営み」である

命ある者には免疫力や再生能力があり
鍼灸治療はツボを刺激して気血の巡りを
順調にしてその個体が持つ免疫力や
再生能力を最大限に引き出すことが
できる治療法なのである

この事に気づかずに鍼灸治療の
治療効果をβエンドロフィンなどの
何か一つだけの効果であると考えるのは
不適切と言わざるを得ない

この後は東洋医学での生命の根源と
いわれる「気」の話題に移りたい

つづく








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