• 2024/02/29
  • 院長のひとり言
人口減少は自然の摂理なので逆らってもいいことはない


2023年の出生数は過去最少の
75万8631人で初めて80万人を割った
22年から5.1%も減少したそうだ

一方で死亡数は159万503人となり
出生数を引いた83万1872人減と
日本の人口は物凄い勢いで減っている

これは日本に限らず先進国の
世界的な問題であり
私の個人的な考えでは
国がどんな政策を行っても人口は増えず
焼け石に水だと思っている

人間も自然の一部であり人口の
増減は自然の摂理と捉えるほうが
現在世界の先進国で起こっている
人口減少の説明がつくからである

ちなみに世界の人口は80億4500万人で
前年よりも7600万人増えていて
2058年頃には100億人を突破するそうだ

東洋医学的な捉え方をすると
宇宙も地球も大自然もすべてが
1つの意思のようなものをもった
方向性で営んでいる

例えば赤道の海水温が上がり過ぎると
台風がおこって地球全体に温もりを
発散させる

地球は丸い星であり資源は限られている
だから人間が増えすぎると住むところや
食料にこまってしまうだろう

だから定期的に大地震や世界的な
疫病のパンデミックがおこって
人口を調節しているようにも
受け止めることができるし
私はそう思っている

それでも足りないから戦争やテロが
起こったり
路上で見ず知らずの人を殺したり
わが子を虐待する親が増えて
意味の分からない殺し合いが
増えて来ているのではないだろうか?

だから文明が発達し成熟した先進国で
人口が減少するのは自然の摂理であり
それに逆らって無理やり人口を
増やしても良くない結果が待っている
そんな気がするのである

将来人間の働く場所の7割がAIと
ロボットにとって代わられてしまう

だから人口は現在の3分の1程度に
なる必要があるので

今この国がやらなければならないことは
むやみに人口を増やしてはいけない
それよりもAIやロボットを上手く使いこなす
優秀な人材を育成する政策をとるべきであり

人口が減っていくとどのような
不便や困難なことが起こってくるかを
予測して早急に対策を立てることが
いま最も望まれる政策だと思う。



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