• 2024/04/01
  • 院長のひとり言
再婚後に出産した子供は現夫の子?

4月1日から改正される民法で
今までは離婚後300日以内に生まれた
子の父を「前夫」とする規定を見直し
再婚後に生まれた子の父を「現夫」と
する改正民法が4月1日に施行される

同時に女性だけ離婚後100日間
再婚を禁止していた規定も廃止される

今までの法律が明治時代に制定された
ものなので令和の状況に会わないし

女性も離婚直後から再婚できるのは
それが当たり前だと思う

離婚した前夫の子になるのを避けるために
母親が出生届けを出さずに無戸籍児と
なる人をなくす意味でもいいのかな

などと思うのだが

再婚直後に生まれた子の父親を
「現夫」と決めつけてしまうのは
あまりにもどんぶり勘定というか

逆に令和の社会ってそんなに
いい加減でいいのかな?
というのが私の印象だ

血筋はある程度厳格にしないと
知らないうちに近親相姦になる
可能性もあるのだ

今回誰の子であっても現在の夫が
戸籍上の父親になるという
法律になったのだが

現夫が自分の子ではないと知りながら
結婚した女性が産んだ子だから
父親として育てていたとして
もし、その後離婚したら
その男性は自分の子ではないのに
養育費など一切の責任を負うことになる

また、喜多嶋舞と大沢樹生のように
自分の子だと信じていたがDNA鑑定したら
違っていたケースもある

その場合は子供も父親も悲惨である

実際問題としてDNA鑑定して誰の子か
特定すれば一番いいのだと思うのだが
中には前夫でも現夫でもないケースも
あるかもしれないのでDNA鑑定を
法律で規定するのは難しいだろう

仮に誰の子か必ずDNA鑑定しなければ
ならない法律を作れば世の中の
性の乱れが少なくなるだろう(笑)

笑い話ではなく

子どもの立場からすると母親が
誰と結婚していたとしても
血を分けた実の父親が誰か分からない
うやむやな法律というのは迷惑である

できればDNA鑑定して誰の子か確定して
子どもが自分の意思で父親を選択できるまで
現夫が養育するようなルールにすれば
いいのではないだろうか?


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