- 夜間の激痛にはご用心④
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椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症
腰椎分離すべり症などで
どこへ行っても手術を勧められる方は
とりあえず手術して治る確率を
ドクターに尋ねることをお勧めする
このブログの冒頭に最近の整形外科の
見解では慢性腰痛の原因は脳にあり
手術しても治らない人が多い
という話をした
ようするにCTやMRIなどの画像検査で
ヘルニアや狭窄などが写っていても
たまたまそのような疾患を持った人が
腰痛と坐骨神経痛を発症しているだけであり
ヘルニアや狭窄が原因ではないので
手術したところでまったく
治らないのは当然であり
治りもしない手術をして無駄に
身体にダメージを与えてしまうので
手術をするのなら必ずドクターに
改善率が何パーセントなのか
訊ねてもらいたいと思います
さて、このブログのテーマ
「夜間の激痛」のあるケースだが
昼間、仕事や用事をしている時は
意識が目の前の事に集中しているので
そんなに痛みを感じないが
夜、布団に入って寝ようとすると
急に痛みやシビレを感じてきて
次第に激痛になって眠れなくて辛い
しかもロキソニンやブロック注射を
しても効果が感じられない
そんな人は
ヘルニアや狭窄症が原因ではなく
しかも腰部や下肢の筋肉や神経に
炎症も起こっていない
こういう人こそが整形外科学会のいう
「脳の暴走」であり実際には
腰部や下肢に損傷や炎症がないのに
脳が勝手に痛みを感じてしまうのである
このケースは脳が勝手に痛みを感じている
ので手術しても改善が期待できないのは
火を見るよりも明らかである
つづく
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