• 2025/08/06
  • 首・肩・膝の痛み
ロキソニンテープはシップじゃないですよ

腰が痛くて整形外科でシップを
もらうと凄くよく効いて
仕事の効率が上がっていいが
シップを貼らなかったら
痛くて仕事にならない

腰椎椎間板ヘルニアで慢性腰痛の
内装業の方から相談をうけて

「何と言うシップですか?」
「確かロキソニンテープだったかな」

ロキソニンテープはシップではなく
痛み止めの張り薬である
だから貼った時は痛みがおさまり
貼らなかったら痛みが感じられるのだ

私は痛み止めの薬がいけないとは
思わないが痛み止めを常習的に
使用して仕事などの日常生活をすると

痛みが分からないから仕事は
はかどるかもしれないが
痛みは危険を回避するための
警報装置である

だから痛みが分からずに無理な作業を
してしまいどんどん症状が悪化
していくリスクがあることを
知らなければならない

慢性痛で痛み止めを
日常的に使用している人は
よく考えてみて欲しい

痛くてできないから
やらずにさぼっていたら痛みが引いた
また、しんどくて動くのが辛いから
ベッドで横になったいたら楽になった

こんな経験はないだろうか?

我々の体には取り扱い説明書はないが
使い方を間違っていたり
どこか具合の悪い所があると
痛みなどの感覚を出して知らせてくれる

我々の体が自分の体を治すために
「痛み」という感覚を作って
我々に「その動きをしないで」
「安静にして」と指示してくれているのだ

その事を知らずに痛み止めで
分からなくなったことを喜んで
毎日ロキソニンテープを貼って
無理な作業を繰り返したら

患部が壊れてしまって
最後にはどんな痛み止めも効かないぐらい
悪くなってしまって手術するしか
治療法が無くなっしまうのである

この方は「相談してよかった」
「最近ロキソニンテープを貼っても
痛くて仕事にならない時が増えていた」
と言うので

「ロキソニンテープはシップではないので
痛くて我慢できない時や無理してでも
どうしても動かなければならない
理由がある時だけ使ってください」

「椎間板ヘルニアで整形外科へ行っても
ロキソニンテープとリハビリの
運動療法を指導されるだけなので
めったに改善されることはない

椎間板ヘルニアには鍼灸治療が最も
効果的な治療法なので一度来てください」

と言っておいたが来てくれるかな?






一覧に戻る