• 2025/08/21
  • 難病・慢性病
ほとんどの脊柱管狭窄症は鍼灸治療で改善する

自律神経失調症と胃腸虚弱で
当院に通院していて
脊柱管狭窄症と変形性股関節症の
持病を持っている患者さんから

「私の知っている人で脊柱管狭窄症を
手術して治った人、一人もいないん
ですが鍼灸治療なら治りますか?」
という質問を受けた

「現在痛みがないあなたの様な
無症状のケースでは症状が出ない
ように日ごろから手入れする
鍼灸治療が最適な治療法ですよ」

手術してもほとんどの人が治らないのは
痛みの原因が脊柱管狭窄症ではなく
仙腸関節や筋膜の炎症だったり
所謂、神経障害性疼痛という
腰には何も痛む原因がないのに
脳の暴走によって腰が痛いと感じて
しまっている状態だからである

腰痛でレントゲンやMRIで骨の変形が
確認されるとそのことが腰痛の
原因だと考えられて

変形した部分を手術して元の
形に戻してもらわないと治らない
と考えるのは当然だが

実はレントゲンやMRIで骨の変形が
認められたのは偶然であり
痛みの原因は違う所にあるのである

だから手術してもほとんどの人が
治らないのである

この患者さんの場合は腰痛があるが
根症状といって神経を圧迫されておこる
特有の坐骨神経の症状がないので
筋肉や仙腸関節の疲労が原因である

だから鍼灸治療で常に腰部の筋肉や
関節の疲労をとって常に良い状態に
保つことが最善の治療になるのである

何となく相談してくれたのだと思うが
この話を知っているのと知らないの
とでは大違いなので
よく相談してくれたと思ったのである。





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