• 2025/09/17
  • 院長のひとり言
四天王寺雅楽がフェスティバルホールでやります!

去年の大河ドラマ「光る君へ」で
平安時代が舞台で紫式部達
平安貴族が雅楽を鑑賞する
シーンが多く登場して
最近急に雅楽ブームになっている

雅楽は1300年以上の歴史を持つ
日本の固有の伝統音楽である

そのルーツは中国や朝鮮
遠くはインドやべトナムなど
大陸から来たものと
日本のわらべ歌や神楽などと
融和した音楽で

平安時代に雅楽として正式に
日本の音楽としてできあがり
現在まで変わらずその姿を残していて

逆に古代の姿をそのまま残している
のは日本だけである

だから雅楽は世界に誇る日本の
固有の伝統音楽と言えるのである

雅楽と言えば神社で鳴っている
厳かなメロディーを思い浮かべるが
聖徳太子の時代に仏教と一緒に
日本に来たものが多く
元はお寺の行事に奉納されていた

ポスターにある四天王寺の雅楽は
吉田兼好が徒然草の中で
「天王寺の雅楽のみ都に恥じず」
と言って絶賛している

当時、京都の大内楽所
奈良の南都楽所と
大阪の四天王寺楽所という
三楽所があり

この時代は大阪は田舎だったが
四天王寺の雅楽だけは都にある
二つの楽所に恥じない立派な
雅楽であると褒めたたえたのである

その四天王寺雅楽は今でも
重要無形民俗文化財に指定されて
伝承されている

私はこの四天王寺雅楽を承するという
すばらしい趣旨に賛同して9月から
雅亮会の伝習所に入会させて
いただきました

その雅亮会が11月25日(火)に
フェスティバルホールで
講演会を開催されます

興味のない人でも「これが雅楽か」と
きっと楽しいと思いますので
日本の世界に誇る伝統文化を
ゼヒとも見に行って雅楽の
素晴らしさにふれてみて下さい

少し安いチケットありますので興味のある
方はお気軽にお申しつけ下さい。




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