• 2020/02/19
  • 院長のひとり言
体罰禁止ガイドラインって?意味あるのかな?


厚労省が体罰禁止のガイドラインを発表した

これには細かい具体例が書いてある


1.宿題をしなかったので夕食を与えない

2.他人のものを盗んだのでお尻を叩く

3.大切なものにいたずらをしたので長時間正座させる


新聞にはこの3つの例が載っていたが


我が家では子育て中に全部やっていたような気がする(笑)


ウチの場合は聞き分けの良い子だったので

私は息子を一度も叩く必要はなかったが


長時間正座させて反省文を書かせたことはある


今回の厚労省が体罰禁止のガイドラインを打ち出したことで

これからの親は私と同じように

子供を長時間正座させたら逮捕されてしまうのだろうか?


親が子を育てる時に最低限しつけなければならないこと

それは人としての道徳だと思う

そして将来成人して独立できる人間力を育む


そのために親は涙を隠して可愛い我が子に

辛いことをさせたり叩いたりするのだと思う


子供は広いところに出ると走り回りたくなるもので

突然道路に飛び出したり駐車場で走りだしたりする

危険だと一度や二度口で説明して注意しても聞かない子には

愛の鉄拳を振るってでもダメな事を教えなければ

子供の命を守ることができないと思うのです


子育てに体罰は必要か?必要ないか?の議論をせずに

いきなり体罰は法律で禁止します!というのは

あまりにも乱暴ではないだろうか?


私が考える虐待は

親が自分のストレス解消のために体罰を加えたり

子育てを放棄して遊びほうけたり

自分の夢や欲求を満たすために

子供が望んでいない習い事などを無理強いするなど


自分の思いどおりに言うことをきかせるために

体罰を加えることが虐待だと思うのです


虐待か?しつけか?

それは暴力を使うか?使わないか?ではない


例えば小学生の子供が万引きをして

お店の人から連絡があり


親がお店に謝りに行って子供を叩いたとする


恥ずかしい事しやがって

なんでこんなバカのために頭下げてるんだと

感情に任せて子供を叩くのは虐待だが


「ものを盗むなどと二度としてはならない」という事を

教育するために叩くのはしつけだと思うのである


ようするに同じように子供を叩いても

親の思いによって虐待としつけの違いが生ずるので


今回の厚労省の体罰禁止ガイドラインのように

具体例を列挙して禁止してしまうと

人間として必要な道徳や人間力を

子供に教育できなくなってしまのではなかと

少し不安になったのでした。



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