- イケメンよりもイケオジになる方が難しい
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このごろスマホの広告を見ていると
「イケオジクリーム」とか
「イケオジファッション」などと
「イケオジ」という言葉が
普通に使われているようだ
イケオジとは「イケてるおじさん」を
略した言葉だそうだ
「おじさん」ということは若い女性から
見て「かっこいい」「素敵」と思われる
ような魅力的な中年以降の男性のことだろう
できれば私もイケオジの仲間に
入れてもらいたいものである(笑)
私は常々「男の顔は自分で育てる」もの
だから中年以降は自分の顔に責任を
持たなければならないと思っている
若い頃は親からもらった姿かたちが
たまたま高身長で顔が美しければ
「イケメン」と呼ばれて女性にモテル
しかし
それはたまたま運が良かっただけで
その人の努力や生き方によって
形成されたものではない
だから男の顔は40代以降が勝負だ
40代以降になるとどんなイケメンでも
10代、20代の頃とは変わってきて
顔の作りとは別に
性格や生きてきた環境が顔に出る
例えばうさん臭い顔の人は十中八九
信用できない生き方をしてきているし
運悪く仕事や人間関係で上手くいかない人は
つらそうな顔をしているものである
先日テレビで近藤真彦さんを見た
私と同じ年で私が学生時代は
トップアイドルでほんとうに
かっこいいと思って私も憧れた
しかし先日見た近藤真彦さんは
顔かたちはそんなに変わっていないが
うさん臭い信用できない雰囲気が
彼の全身から醸し出されていた
このことから私はイケメンが年を
重ねてイケオジになるのではない
ことを確信したのである
どんなにイケメンに生まれても
ゲスな人生を過ごした人間は
うさん臭いオヤジになるのだ
生まれながらの顔の作りがどうであれ
おじさんになればその人の収入や
社会的地位に関係なく
それまでの生き方が顔に現れる
だから男は中年以降は自分の
顔に責任をもたなければならないのだ
単に髪型や服装がおしゃれだから
イケオジとか言うのではなく
若い女性から見ても頼もしく
包容力があり「カッコいい」
「素敵」と映り
自分の顔に責任のとれる誠実な生き
方をしてきた人をイケオジと定義したい
だからイケメンよりもイケオジになる
ほうが格段に難しいのである(笑)
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